ブックオフの宅配買取を利用するとき「送った商品が値段がつかなかった場合はどうなるのだろう?」と不安に思ったことはありませんか?
特に、大切な品物や他の業者で売れるかもしれない商品が査定で値段がつかなかった場合、それがどう処理されるのか気になる方も多いはずです。
この記事では、ブックオフ宅配買取で値段がつかない商品が返却されるケースとされないケースについて、具体的に解説します。
ブックオフの値段がつかないものは買取コースで扱いが異なる
ブックオフ宅配買取では、値段がつかなかった品物の扱いは選択した買取コースによって異なります。
買取コースは2つあり「あんしん返送コース」と「かんたん承認コース」に分かれますが、それぞれ対応が大きく異なるため、事前に理解しておくことが重要です。
「あんしん返送コース」を選択した場合、値段がつかない商品でも返送を依頼することが可能です。
査定結果に納得できない場合や、別の方法で商品を活用したい場合には便利な選択肢です。
一方「かんたん承認コース」を選ぶと、値段がつかない品物は自動的に処分される仕組みとなります。
このコースでは返送の手続きができないため、スムーズな手続きが優先される一方で、品物の扱いに柔軟性はありません。
それぞれのコースの特徴を理解し、自分のニーズに合ったコースを選ぶことで、買取サービスをより効果的に利用することができます。
返却希望ならあんしん返送コースを選ぶ
例え値段がつかない商品でも、他の買取業者やオークションサイトで売れる場合があります。
そのため、返却を希望する場合には「あんしん返送コース」を選ぶのがおすすめです。
価値があるかもしれない商品や、フリマアプリで高値が期待できる場合には、返送を依頼することで次のチャンスを活用できます。
ただし、明らかに商品の価値が低い場合や、状態が悪く他社でも買取が難しいと予想される場合は、そのまま処分してもらう方が効率的です。
処分を依頼することで荷物の負担を減らし、無駄な返送料を節約できます。
「あんしん返送コース」を利用する際には、返送料がかかる点に留意し、商品の内容や価値をよく考慮して判断することが大切です。
状況に応じてコースを選び、最適な方法で不要品を処理しましょう。
店頭買取の場合はその場で返却可能
ブックオフの店頭で持ち込みをして買取サービスを利用した場合、査定後に値段がつかなかった商品をその場で返却してもらうことが可能です。
返却を希望する場合は、スタッフに「持って帰ります」と伝えるだけで、簡単に商品を持ち帰ることができます。
特別な手続きや費用はかからないため、気軽に依頼できる点が便利です。
ですが、商品を持ち帰るのが面倒な場合は、そのままブックオフ側に処分を依頼することも可能です。
ブックオフでは、処分依頼を受けた商品を専門業者に引き渡し、リサイクルや資源再利用を行っています。
そのため、自宅で廃棄する手間を省きたい場合には、このサービスを活用すると良いでしょう。
返却と処分のどちらを選ぶかは、商品の価値や状態に応じて判断してください。
特に、別の方法で再販売を検討する場合は、返却を選ぶことをおすすめします。
値段がつかないものは販売されるという噂は?
「値段がつかないものと言いつつ再び店頭に並び販売されるのでは?」という噂を耳にすることがあります。
しかし、多くのブックオフでは基本的に販売されることはありません。
直営店では、値段がつかない商品はリサイクル業者に引き渡されるか、素材として再利用される仕組みが確立されています。
そのため、店頭に再び並ぶことはほとんどありません。
しかし、一部のフランチャイズ店では、このルールが徹底されていない場合があるとも言われています。
具体的な証拠はありませんが「こっそり販売される可能性がある」という指摘があるのも事実です。
ただし、こうしたケースは稀であり、ブックオフ全体の方針としては値段がつかない商品を販売しないことを徹底しています。
利用者としては、商品を処分する際にブックオフ側の取り扱い方針を信頼して依頼するのが基本です。
もし不満がある場合は、返却を選ぶことで確実に自分で管理することができます。
ブックオフ宅配買取で値段がつかないのは何故?
買取基準を満たしていない
宅配買取に送られた商品が買取基準を満たしていない場合は、値段がつきません。
具体的には、商品の状態が悪い、付属品が欠けている、またはそもそも買取対象外の商品が該当します。
例えば、書籍に破れや汚れがある、ページが欠落しているといった状態では査定額がつかないことがあります。
さらに、ゲームやDVDの場合、ケースや説明書などの付属品がないと買取対象外となる場合が多いです。
また、レンタル落ちの商品は一般的に再販売が難しいため、査定額がつきません。
加えて、偽物や模倣品、買取対象外の商品(刃物や香水など)も値段がつかない理由の一つです。
これらの商品は、公式サイトで事前に確認することをおすすめします。
送る前に買取基準を満たしているかどうかを確認することで、手間を省き、スムーズな取引が可能になります。
バーコードがない商品
ブックオフ宅配買取では、バーコードがない商品は買取していないので、値段がつかない理由の一つとなっています。
良くあるのが書籍や雑誌、ゲーム、DVD、CDの限定版などは、バーコードが欠けていることがあり、買取対象から外れてしまいます。
バーコードは、商品を正確に識別し、再販売や在庫管理を行うための重要な情報源です。
そのため、バーコードが印刷されていない古い書籍や特定の限定商品、あるいはバーコードが削られている商品などは、買取を断られることが一般的です。
また、一部の雑誌やムック本もバーコードがないことが多く、これらも対象外になる可能性が高いです。
送る前に商品を確認し、バーコードがしっかり残っているかを確認することが重要です。
相場が0円に近い商品
特に市場で供給が過剰な商品は、需要がほとんどないため在庫過多となり査定額がつかないことがあります。
これは主に書籍やDVD、ゲームソフトなどが多く、過去に大量生産され市場に流通したアイテムでよく見られる現象です。
他にも、ベストセラー本であっても出版から時間が経ちすぎた場合や、大量に在庫が余っている商品は、買取不可と判断されることがあります。
同様に、特定のジャンルや作品の人気が落ち着いた時期に出品された商品も価値が低くなる傾向があります。
このような商品を売る際は、事前に相場を確認し、場合によっては複数の買取サービスを比較することで、より良い条件で売却できる可能性があります。
また、個人向けのフリマアプリを利用すれば思わぬ高値で売れることもあるため、選択肢を広げることが重要です。
同じ商品を複数送ってしまう
ブックオフ宅配買取では、同じ商品を複数送ると1点しか査定対象にならず、2点目以降は値段がつかないものとして扱われます。
このルールは、在庫管理や公平性を保つために設けられており、書籍やCD、DVD、ゲームソフトなどのジャンルで共通しています。
ただし、同じ商品名でもJANコードが異なる場合は買取可能です。
例えば、ゲームソフトの「通常版」と「ベスト版」のように異なるバージョンがある場合、個別の商品として査定されるため問題ありません。
この点を理解していれば、無駄なく売却することが可能です。
また、複数の同一商品を送ってしまった場合でも、他の買取業者で査定を試すか、個人でフリマアプリを活用する方法も検討すると良いでしょう。
発送前に商品の種類やJANコードを確認することで、効率的に買取サービスを活用することができます。
ブックオフ宅配買取で値段をつける為の対処法
売れる物か確認をしてから送る
まず大切なのは、送る前に商品が売れるものかを確認することです。
ブックオフでは宅配の公式サイトに商品カテゴリごとの買取ページが用意されており、売れない商品や注意点について詳しく記載されています。
この情報を事前にチェックすることで、値段がつかない商品を避けて効率的に買取依頼を進めることができます。
たとえば、買取対象外の商品や状態に関する条件が明確に示されているため、査定不可となるリスクを減らせます。
特に、バーコードがない商品や破損が目立つ商品は対象外となることが多いため、送る前に商品の状態をよく確認しましょう。
また、送る予定の商品が複数ある場合、それぞれが買取対象かどうかを個別に確認することもポイントです。
この一手間を加えるだけで、査定額がつかない商品を送る無駄を減らし、スムーズな取引につながります。
買取価格を検索する
もう一つの対処法は、事前に買取価格を検索しておくことです。
ブックオフ宅配買取の公式サイトには、商品を検索するだけで買取価格が表示される便利な機能があります。
この機能を活用すれば、自分が売りたい商品の目安価格を知ることができ、送るべきかどうかの判断材料になります。
ただし、検索結果に表示された商品でも、状態が悪い場合や一部の例外的な条件によっては買取不可となる場合があります。
そのため、検索結果が表示されたからといって必ず値段がつくとは限らない点に注意が必要です。
この検索は、商品のJANコードやタイトルを入力するだけで簡単に行えます。
特に、需要の高い商品や状態が良い商品は、高値での買取が期待できる場合があります。
送る前に調べておくことで、事前の準備が整い、よりスムーズな取引が可能になるでしょう。
ブックオフ宅配買取「値段がつかないもの」まとめ
ブックオフ宅配買取を利用する際、値段がつく商品とつかない商品を見極めることが重要です。
商品の状態や種類、バーコードの有無、需要と供給のバランスなどが査定額に大きく影響します。
破損や付属品の欠如、レンタル落ち、偽物といった条件を満たさない商品は値段がつかない可能性が高いです。
また、同一商品を複数送った場合、2点目以降は査定対象外となることもあります。
値段をつけるための対策として、まず売れる商品かどうかを公式サイトで確認することが有効です。
公式サイトにはカテゴリごとの注意点や対象外の商品が記載されており、事前に確認することで不要なトラブルを防げます。
事前準備をしっかり行い、商品の状態や選択する買取コースに注意することで、満足できる利用をすることが出来ます。
これらのポイントを押さえて、より効率的に買取サービスを活用しましょう。